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2023/7/19 インドネシアには力強い成長がある~Vol.2

 先日、掲載した記事に引き続き、今回もVol.2としてお話していきたいと思います。

 先月天皇、皇后両陛下が6月17日~23日の日程でインドネシアに訪問されました。
国際親善を目的とした外国訪問は2019年5月の即位後、初めてでした。

 2023年は日本とインドネシアにとって節目の年で、協力や交流の推進を確認する絶好の機会と言われていました。
日本とインドネシア両国が平和条約を結び、外交関係を樹立してから65年となります。
また、日本とインドネシアも参加する東南アジア諸国連合(ASEAN)が友好協力関係を結んでからは50年経ちました。
 インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、2022年7月に岸田首相との首脳会談のため日本を訪れた際、皇居で天皇陛下と面会し、インドネシアに招待したい意向を伝えており、皇室にとっても、国際親善活動を再開するきっかけとなりました。
政府はアジアを軸に海外訪問の調整を進めており、なかでもインドネシアは過去に在位中の上皇ご夫妻が1991年に、最初に海外公式訪問された東南アジア3か国の1つでもありました。
 日本は1942年3月から1945年9月まで、当時現在のインドネシアにあたるオランダ領東インドを占領統治していました。
日本はインドネシアと外交関係を樹立して以降、戦後賠償や政府開発援助(ODA)を通じてインドネシアの国づくりを支援しました。
 経済協力開発機構(OECD)によると、インドネシアへのODAの拠出額は2020年と2021年の平均で日本がトップに立ち、天皇陛下は、開通した都市高速鉄道(MRT)の基地に視察するなどのこうした支援を通じ、インドネシアの日本への信頼は高まりました。

 外務省によると、インドネシアには約1万6000人の在留日本人がおり、商工会機能を持つジャカルタ・ジャパン・クラブ法人部会には約690社が加盟していて、親日的で日本の文化への関心は高いのがインドネシアの特徴です。
また、旅行先としても日本を選ぶ人も多く、日本政府観光局によるとインドネシアからの2023年4月の訪日客数は前年同月比23%増の4万8700人でした。

 インドネシアは世界4位の2億7000万人の人口を抱える地域大国で、「ASEANの盟主」と呼ばれています。
東南アジアで唯一、20か国・地域(G20)に加わり、2022年には議長国を務めました。日本は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、インドネシアとの関係を重視しています。
豊富な天然資源を武器に成長を続け、1945年までの先進国入りを目標にし、1950年にインドネシアが国内総生産(GDP)で中国、米国、インドに次ぐ4位に入ると予測されています。
下記は、現在の国内総生産(GDP)の順位になります。

 人口減と低成長にあえぐ日本にとって関係が良好なインドネシアの成長を取り組むことは国益にもつながります。
インドネシアは、今後も人口増加と高成長の継続が見込まれている一方で、日本は、少子化と低成長に直面しています。
そこで日本のノウハウとインドネシアの先進性を組み合わせた未来型の協力が始まっています。

 これから、日本とどのような化学反応を起こしてくれるのか、当社イーアクティブグループは、インドネシアの経済成長に期待し、ともに繫栄できる様、積極的にインフラ事業に取り組んでいきます。

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