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2020/2/19 ジャパンハート  ~ 「第7回エクセレントNPO大賞」受賞 ~

 当社イーアクティブグループの社会貢献活動の一環として、医療の面からもASEAN諸国に対し、NPO法人ジャパンハートを通じ支援を行っておりますが、2019年度の第7回エクセレントNPO大賞において、ジャパンハートは、大賞および市民賞を受賞しました。

 「エクセレントNPO大賞」(主催:「エクセレントNPO」をめざそう市民会議、共催:毎日新聞社)は、社会課題の解決に取り組む優れた非営利組織(NPO)を顕彰するものです。様々な分野で活動する非営利組織97団体が応募し、今回、ジャパンハートが大賞および市民賞の受賞に輝きました。

 「エクセレントNPO」とは、「自らの使命のもとに、社会の課題に挑み、広く市民の参加を得て、課題の解決に向けて成果を出している。そのために必要な、責任ある活動母体として一定の組織的安定性と刷新性を維持している。」という条件を満たす「望ましいNPO像」がその定義となります。

 ジャパンハートは2004年に小児外科医の吉岡秀人が設立し、ミャンマー、カンボジア、ラオスで医療活動を行う国際医療NGO団体であり、現地では年間約30,000件の治療や手術等の医療活動を行っています(2018年度実績)。また、海外での医療活動のほか、日本国内で小児がんの子どもと家族の旅行や外出に医療者が付き添うSmileSmilePROJECTや、日本国内の僻地や離島へ医療者を派遣するRIKAjobの運営、さらにASEAN圏内で起こった自然災害の際に医療チームを派遣する国際緊急救援事業など、幅広い活動を行っています。

 今回エクセレントNPO大賞にて、ジャパンハートは「市民賞」を受賞しましたが、この賞は、「非営利組織の活動が広く市民に対して参加の機会を提供すること」、つまり「寄付やボランティアといった様々な形態での組織への参加の募集を、市民にわかりやすい形で公開し、かつ、参加してくれている寄付者やボランティアを団体の参加者としてきちんと意識」することと定義されています。

 多くの非営利組織が、主な収入を行政委託や収益活動に傾斜して寄付や会費を集める努力を怠っており、また、ボランティアを集めていない組織が相当数存在していることなど、非営利組織と市民とのつながりが希薄になっている中で、ジャパンハートは、前述した非営利組織とは一線を画す活動している、その市民性が高く評価されました。

 また、「市民性」についてのみならず、様々な社会課題に対してその原因を視野に入れた解決策を提案し実行しているか問われる「課題解決力」、そして組織が活動を安定して行う持続性に加え刷新力も有しているかを問われる「組織力」においても優れた評価を受け、ジャパンハートが「エクセレントNPO大賞」を受賞しました。

 ジャパンハートは、「医療の届かないところへ医療を届ける」という非常に分かりやすい理念を持ち活動している団体です。そして、その理念をもとに各地のボランティアなどの協力を得ながら、人々に寄り添う有意な活動をしています。市民賞・大賞を授賞したジャパンハートは、NPO法人が理想とする姿を体現していることが認められたのだと思います。

 NPO法人としての理想像を追い求めるジャパンハートの姿勢は、大変共感を覚えます。当社イーアクティブグループは、ASEAN諸国の発展途上国へ医療の面からも支援させていただいております。
 尊い活動をするジャパンハートへの支援は、今後も積極的に行っていきます。

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