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2019/3/15 自然災害に対する日本赤十字社の活動 ~イーアクティブグループの支援~

太平洋プレートに潜り込んでいた北米プレートが、そのストレスに耐え切れず弾け飛んだ2011年3月11日14時46分18秒…日本が大きく震えました。その日から、8年が経ちます。未だ、其処此処に、目に見える形で、或いは、目に見えない爪跡が、深く深く刻まれています。改めて、東日本大震災において亡くなられた方々に追悼の意を表しお悔やみ申し上げます。そして被害に遭われた多くの皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

被害状況の概要を記載します。死者と行方不明者の合計は1万8,430人であり、関東大震災の10万5,000人余りに次ぐものです。また、津波により冠水した面積は宮城県、福島県など6県で561km2(山手線の内側面積の約9倍)に及ぶとみられています。 多くの尊い命とともに家屋や産業に大きな傷跡を残した東日本大震災の被害規模は、16兆~25兆円にのぼると政府は試算しました。

地震や津波の被害は、街を大きく変貌させました。人々の生活が根こそぎ取り除かれ、太古の歴史からあるただの大地と化しました。人々の心の絆さえ断絶させた驚天動地の出来事は、自然の力に対する畏怖の念を、人々の心に呼び覚ましたことでしょう。自然災害の前には、ただただ無力であると、皆が感じさせられた瞬間でもありました。

そいう自然災害の中にあっていち早く駆けつけ、人命救護に当たるのが日本赤十字社です。東日本震災直後から、全国各地の赤十字病院などから医療救護班が出動。その他、救援物資の配付、炊き出し、義援金の募集・受付などが行なわれ、いざという時に迅速に動けるよう、日本赤十字社は日頃から訓練や備蓄などが行われています。

また、日本赤十字社は、災害に備えて医療救護班(医師1人、看護師3人、運転手1人、事務管理1人:計6人)を常備し、研修や訓練が定期的に行なわれています。全国に495班、5,336名が養成されている為、いつでも迅速に被災者の救護活動にあたることができます。

さらに、日本赤十字社が考案したdERU(domestic Emergency Response Unit)という仮設診療所があります。建物がなくても診療所を開設できるエアーテントのほか、医療資機材188品目、医薬品65品目、簡易ベッドや貯水タンクなど21品目を装備した専用トラックに、医療救護班(助産師や薬剤師も加わる)が乗り込んで被災地に駆けつけます。1日150人程度の傷病者を3日間治療することができます。

その日本赤十字社の活動資金は、それぞれの財源で運営される病院、血液事業、社会福祉事業を除き、「会費」や善意の寄付金によりまかなわれていることは広く知られるところです。私たちイーアクティブグループは、日本赤十字社の法人会員であり、日本赤十字社への寄付や復興支援グッズ購入を行うことにより、日本赤十字社の尊い活動を微力ながら応援させていただいています。

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